SUZUKI RG500γ2003年以降  2002年以前

2012/01/28:右後ウィンカー交換
7年前の転倒で折れてしまった右後ウィンカーを、だいぶ前にγ仲間のHM31Aさんから譲
ってもらった中古品に交換。
この作業のためにリヤサイドカウルやシートカウル、ライセンスプレートランプにCDIま
で外さないといけないとは何という整備性の悪さ。
なお、サブフレームの取り付け台座の部分も歪んでいたらしく、一度取り付けたら外向き
になってしまったのでウォータポンププライヤで挟んで力づくで修正した。


2010某日:前後ブレーキキャリパーのオーバーホール
ガンマ復活作業は、車検が切れていることもあってF650とXS750とのバイクライフの合間
にコツコツと、、、と思っていたら全く進まず早数年。このままではイケナイ・・・。

とりあえずブレーキキャリパーを全バラ。
ボデーは金色塗装が剥げ、ダスト汚れも取れなかったので再塗装。



ヨレヨレのダストシールは前後とも交換。ピストンとシールは前輪は再利用、後輪はピス
トンの虫食いが酷くオイル漏れもしていたのでセットで交換。
前のマスターシリンダをNISSINのRC30用に、併せブレーキホースはだいぶ前にヤフオクで
入手したメッシュホースに変更。タッチもカチっとしていい感じに。
・・・動かないけど。orz


2007/12/24:[番外編]雑誌イベントで見た2stバイク
東海ローカルバイク雑誌”Bike Guide”の読者ミーティング@浜名湖に行ってきた。
自分のガンマも本当に復活させなければいけないなぁ・・・と反省です。ゴメンネ。


(左)タイラレーシングの最終型TZR250Rコンプリート車。中古車ベースだけど、全バラ&
  補修&ファインチューニングで新車以上のコンディションに。欲しい!
(右)一般参加者のRG400ガンマ。スガヤのストリートチャンバーの取り付け状態が分かる。
  これで車検は通ったと聞き、僕も一安心でした。


2007/04/15:ガンマスタンドをゲット!
依然として進んでいないガンマの復活作業ですが、本日会社のガンマ仲間であるHM31Aさん
より、ガンマスタンド(*)を譲っていただきました。
 *:ガンマスタンドとは発売当時純正用品として販売されていたメンテナンススタンド。
   一人で立てられるので非常に便利。
   マーク違いでGSX-Rスタンドとしても販売されてました。
これまでずっと欲しくて探していたものだったので非常に嬉しいです。



その他にもスペアホイール数本、転倒で粉砕したウィンカーも。
さーて、黄金週間明けたら頑張るかな・・・。

 手前のGSX-Rホイールの出番はあるのか?


2007/01/14:整備再開!
重い腰を上げて、ようやく整備を再開しました。
とりあえずジャッキアップしてフロントマフラーを外し、スライドメタルとオイルシール
がダメっぽいフロントフォークを外してバイク屋にオーバーホールを依頼してきました。
とりあえず今日はこれだけ。

1年ちょっと放置していたので、まーいろいろあるかもしれないけれど。
夏が来るまでに車検を取れればいいかなーと思ってます。


2006/10/07:カウルの修理、完成!
7月に補修&塗装をお願いしていたカウルが完成したということで、今日の午前中に名古
屋市北区にあるBILLHOUSEさんというショップまで引き取りに行ってきました。
画像の通り、転倒のダメージも無くなり、オリジナル以上に綺麗な仕上がりです。
作業をしてくれたガンマ仲間のATさん、ありがとう!


(左)補修&塗装の完成したカウル (右)今回お世話になったガンマ仲間のATさんと愛機

さ、あとはガンマの整備を進めねばいけません。転倒したところの補修とチャンバー交換、
それと固着しているSAECバルブの掃除、などなど。
他のバイクの世話もあるので、ゆっくりと、でも春先までには復活させたいと考えている。


2006/07/22:そろそろ動かないと・・・
修理ををしなければ、と思い始めて既に半年以上。部品を注文した以外は何も進んでませ
ん。一方で、今年もまた秋にイベントがあるよ、という噂もちらほら・・・。
ということで、アッパーカウルとサイドカウルをガンマつながりで知り合った名古屋市内
のATさんにお願いしてきました。WWカラーの特徴である紺と金縁の赤の2トーンカラーは
塗装で再現していただけるとのことで・・・感謝感謝です。m(__)m
なお、アッパーカウルは、比較的修理の簡単な一昨年のGWで割れた元々のカウルを再生す
ることにしました。

右側のミラーも純正の新品を手に入れることができました。
しかし、ガンマ1型の特徴の角型のリヤウィンカーは欠品だそうで、気長にヤフオク等で
探すしかなさそうです。
そんなことせずに部品取の400ガンマ2型の横長型のウィンカーを使えばいいんですけどね、
もう少し1型であることに拘ってみたいのです。

動きの悪い左フロントフォークのOH、固着しているSAECの清掃、ブレーキホースのメッシ
ュ化、SUGAYAのストリートチャンバーの取付、タイヤの交換・・・etc、やらなきゃいけ
ないこと山積みです。
が、真夏のガレージの中は蒸し風呂状態・・・。


2005/11/23:転倒によるダメージの確認(T-T)
日記にも書いたとおり、11/20早朝に低速ハイサイドで転倒を喫してしまいました。
心理的ショック(笑)で丸2日ガレージに間放置していましたが、自然治癒するわけではな
いので、とりあえず損傷具合を確認してみました。
マフラーは社外品チャンバーに交換するにしても、、、外装の補修は大変だなぁ・・・。


一見したところ大したことはなさそうですが、、、



アッパーカウル粉砕、右バックミラー粉砕、ブレーキマスターシリンダ&レバー削れ、
右サイドカウル擦り傷(水谷勝氏のサインが・・・)、右カウルステー折損、右ステップ
削れ、右下サイレンサー擦り傷、右リヤウィンカー折損・・・。あうあう。(ToT)


2005/11/06:SAEC(*)アクチュエータ点検&調整
 *:Suzuki Autimatic Exaust Control
GWツーリングで気付いた7,000rpmでの頭打ち、どうもSAECが死んでるみたい、と思って点
検をしてみた。最悪の場合、400ガンマからアクチュエータを移植するつもりで作業した
のだが・・・。アクチュエータは生きていました。
バッテリーに直結した場合、正、逆どちらにもアクチュエータ&プーリーは動きました。
シリンダ側プーリーは動くけれど、何となくぎこちない感じ。サービスマニュアルを見て
みると、どうもワイヤーの調整が全く狂っている状態。マニュアルの指示通り、アクチュ
エータ側、シリンダー側のプーリーを調整作業用の刻印の位置で合わせてみると、ワイヤ
ーが妙に弛んでいる。ワイヤーそのものも油分が全く無い状態である。
ひょっとしたら、ワイヤーの調整&注油が出来ていなかったため、アクチュエータは動い
てもシリンダー側の排気バルブを動かすに至らなかったのかもしれない。
とりあえあず、マニュアルに従い、きっちりワイヤーの調整をして注油をしておきました。
もし、これでもSAECが機能しないようであったら、もうお手上げ。コントロールユニット
の問題かもしれません。


(左上)トラブルシューティング&調整にはサービスマニュアルが欠かせません。
(右上)アクチュエータ&プーリー、(左下)リヤシリンダ側プーリー、(右下)フロント側
   黄枠の刻印を全て合わせてワイヤーの遊びを05mmに調整します。

次にガンマに乗れるのは、公私とも事情があっておそらく11/20のガンマ20周年イベント
当日です。その時に今回の整備の効果は確認できるでしょう・・・。

【2005/11/23追記】
結局SAECは作動せず。アクチュエータの問題ではなく、排気バルブそのものの固着が原因
の様子。マフラーを外して徹底的な排気ポートのカーボン掃除が必要らしい。


2005/11/03:スパークプラグ交換、フォークオイルに添加剤注入
(1)スパークプラグ交換
10/30にフォークオイル交換の効果を確認するために近所をウロウロ走ったのだが、信号
待ちでエンスト多発。アイドリングが安定しない。冷態での始動性も悪い。
ふと考えると、スパークプラグってかなり長い間交換していない。履歴を調べてみると、
2002/06/15、16,055km時・・・。3年半弱、4,000km強放置してたわけで調子悪いはずです。
プラグを外して見ると、前後左右の気筒関係なく全部真っ黒、スラッジいっぱい。これで
よく走ってたな、という状況。


(左)プラグの順番はちょうどエンジンを真上から眺めた気筒配置に対応してます。真っ黒。
(右)前回はやむなく抵抗入プラグを使ったけど、今回は純正指定品B8ESを使用しました。

交換直後は流石にキック一発で始動。しかし左後#3気筒がバラツいてる状況なので、キャ
ブまできちんと整備した方が良さそうです。(コイルが死にかけていたらヤダナ。)

(2)フォークオイルに添加剤注入
深くストロークさせた時の打音が気になるので、気休めにF650のエンジンオイルにも使っ
ているEPLのPL-500を20ml/片側ほど添加してみました。


(左)ショップによっては100mlずつ小分け販売してくれます。本来は500mlで売ってる物。
(右)プリロードアジャスタを外した穴からスポイトで注入後、速攻でフォークを伸縮させ
  て撹拌します。

打音は消えないけど(やっぱりなー)、その場でフォークを伸縮させた限り、作動感にしっ
とりさが出ました。天気が悪かったので実際乗っての感想はまた後日。


2005/10/30:左右ミラーを交換(20,040km+α)
今年で20歳の我がガンマ。機能面はメンテナンスで調子を維持できるけど、見た目のヤレ、
特に樹脂の劣化(白色化)はどうしようもない。
ガンマの左右ミラーもすっかりステーの部分だけ真っ白になってました。
GWのバイク横倒しで破損した左側ミラーは部品取りの400ガンマから移植したものだけど、
これも似たような状態だったので、今回思い切って新品に交換。

 右が旧品、ホントに真っ白け。

最近はケミカルでどうにかできるのかもしれないけど、新品に出来るものはそうしてお
いた方が気持ちが良い。在庫があるうちに・・・。


2005/10/29:フロントフォークオイル交換
実は先回の作業時に、フロントフォークを深くストロークさせた時に「カキン!」という
金属打音が発生することに気付いた。フロントフォークそのもの(スライドメタル)か、
ステムベアリングが逝っちゃってるかであろうと素人診断。

手持ちの工具ではフォークの完全分解整備は無理なので、まずはフォークオイルの交換
で様子を見ることにしました。2000/3の車検でフロントフォークを完全分解整備をして
もらっていたから、5年半もオイル無交換という状況なので、放置し過ぎ?
で、抜いたオイルは画像のような状況でした。オイルパックリに吸わせた後なので色し
か分かりませんが、左側フォークのオイルはスラッジで真っ黒ドロドロ状態、右側は対
照的に綺麗なピンク色(オイルの銘柄は何だろ?)が残りサラサラな状態、まだ使えそう。


(左)左と右とで排出されたオイルの色が異なるのが分かります。何故???
(右)今回使用したのはKAYABAのG15、綺麗な緑色。サービスマニュアルで指定のもの。

どうして左右でこんなにオイルの状態が異なるのか・・・。オイルを抜いた後の作動感
にも若干の差がある。左フォーク(オイルが酷く汚れていた方)は勢い良く縮めると、右
に比べ大き目の打音が発生し、全体的にフリクション感が無い感じ。やっぱりメタルか。

新品のオイルを入れて(KAYABAのG15を450cc/片側)、車体に組んで、フォークを深くスト
ロークさせてみたところ、フォークの踏張感は増したようだが(流石オイル新品)、やは
り作業前と同じ打音が発生する。頻度と音の大きさは気のせいレベルでマシになったか
もしれないが、いずれはバイク屋できちんと修理してもらう必要がありそうです。(T_T)

ついでに上下のステムベアリングのグリスアップもしておきました。さすがに総走行距
離が年式の割りに少ないのとほとんど雨天走行していないのでグリスの流出も大したこ
とありませんでしたが。下側レースにはうっすらと打痕らしきものがあったけど、凸凹
は全く無かったので当分は大丈夫でしょう。

<参考>車体の保持
先回のように前輪を取り外すだけなら左側はサイドスタンドで支え、右側を油圧ジャッ
キで持ち上げフロントを浮かす(結果、車体は当然更に斜めなる)ようにしてました。
今回はフォークを抜く作業があり(前周りに色んな力がかかる)、かつ長時間放置する(サ
イドスタンドの耐久強度が心配)のでもっと前輪を浮かし、かつ車体を安定させなければ
いけません。でもフロントスタンドを持ってない・・・。
ということで今回は、フレームの左右下部に馬をかけて直立させました。
片方ずつ油圧2tガレージジャッキで持ち上げて馬を挿入する作業は、転倒のリスクもあ
るので、2名で作業した方が安心でしょうね。
それと、こういう支え方による悪影響の有無も不明です。歪んだり凹んだりするかも。
参考にする方は自己責任でどーぞ。

 黄色が馬、青色が油圧ガレージジャッキ


2005/10/23:スピードギヤ交換
GWツーリングの帰路で発生したスピードメーター不動。既に書いたようにフロントハブに
着いているスピードギヤの問題でした。それならチャッチャと修理しようと6月には部品
の注文はしてるのだが、5ヶ月経とうとしている今現在、入荷せず。絶版にはなっていな
いそうだが、一定の受注が纏まらないと生産しないのかもしれない。
しかし、ガンマの部品だよ・・・そう簡単に受注が溜まるワケないじゃん。(--;
ということで、ドナーの400ガンマから移植しました。
部品を注文する前にコレは考えたんだけど、スピードギヤ脱着のために2台で都合3回も前
輪をジャッキアップしなきゃいけないのでこれまで見送ってきたんだけど、、、仕方無い。


(左)作業場。手前がドナーの400ガンマ。
(右)これが壊れていたスピードギヤ。早く生産してくださーい。

11月半ばにガンマ関係のイベントがあるので背中に火がつきました。今日の作業の途中で
他にもいろいろ気になることが目に付きました。どこまで対処できるか・・・。

【2005/11/05追記】
久しぶりに近所のバイク屋に顔出したら部品が届いてました・・・。(--;


2005/05/27:前ブレーキマスターシリンダーOH(20,027km+α)
実はだいぶ以前よりブレーキフィーリングが悪化してました(3年以上前から?)。
レバーを半分以上握っても手応え無く、最後の10mm位のストロークで急に制動力が立ち上
がってくる感じ。しかも効きそのものはマイルド。(これは仕方無い。)
でも、稼動頻度が少ないのを理由に誤魔化しながら乗っていたのですが、F650が入院とな
って乗る機会が増えたため、流石にどうにかしたくなりました。
RC30のマスターシリンダーに交換するのが定番のようですが、まずはノーマルの実力を見
極めてから、ということで、今回はマスターシリンダーのOHを行いました。
部品交換はしてません。単にバラシて洗浄、再組立をしたのみ。
ただそれだけでもブレーキレバーを握った時の手応えは変わりました。エア抜きに半日以
上かかったので(^^;実際に乗ってはいませんが、制動力の立ち上がりの唐突感が緩和され
てるような気がします。
近日中にそろそろ寿命を迎えそうなブレーキパッドとパッドピンの交換もするつもりです。
(今回は作業に必死だったため(笑)画像はありません。)

【2005/06/04追記】
OHの効果覿面です。ソフトなレバーフィールなれど、以前よりコントロールしやすくなり
ました。効きそのものもやや向上した感じ。ただし現代のレベルでいえば及第点にやや及
ばず、です。


2005/05/21:とりあえず復活!(20,027km+α)
GWツーリングで割ってしまったアッパーカウルを修理しました。


(左)無事修復なったアッパーカウルとミラー。キレイに補修できてるでしょ。
(右)ウソです。永らく外に放置してあったドナーの400ガンマ(2型)から移植したのです。

事実は上述のとおりです。(^^;
いちおう、元のカウルを補修しようと取り外し、とりあえず代わりに400ガンマ(2型)のカ
ウル取り付けたのでした。
しかしこれがカラーリング的にあまり違和感無く、かつ程度も悪くない(というより断然良
い)ためこれが本命となったのでした。
ミラーはかなり白色化が進んでいたため、左右とも新品部品を手配中です。

スピードメーターはケーブルの断線、弛みをチェックしたのですが異常無し。メーター本
体の不具合の線が濃厚です。(T_T)
【2005/06/04追記】
原因はメーター側ではなく、前輪ハブに取付くスピードギアと判明。ホッとしました。

余談ですが、、、
このドナーとなった400ガンマ、学生時代の愛車でした。いちおうドナーとして、500ガン
マ購入後も手放さずに置いています。本音はドナーとしてではなく、いつか余裕ができた
らレストアしよう、と思って。
しかし、動かさなくなって早10年、屋外保管のため年々その程度は悪くなる一方。
確認したところ、フォークやフレーム、その他色々なところに錆が発生、キックも降りな
くなって(エンジン内部が錆びたことが原因と推定)ました。
たぶん、もうコイツが息を吹き返すこと(自分が時間をかけて手当すること)は無いなぁ、
と少々寂しくなる一方、今回の様に今後は躊躇なく部品の移植をすることを決心できまし
た。


2005/05/06:九州ツーリング中のトラブル
20歳を迎えるこのバイクで初のロングツーリング、以下のようなトラブルが発生しました。
修理、整備、改良はこれから、です。
(1)高速域でのエンジン回転頭打ち(前述)
 SAECの固着かもしれません。
(2)スピードメーター動かず
 自宅まであと50km、伊勢湾岸道上で止りました。
 メーターケーブルは切れていないみたいですが・・・。
(3)左ミラー破損、アッパーカウル破損、左ミラーステー歪み
 5/3、実家近くのガススタで自分の不注意で倒してしまいました。(T_T)
 部品、在庫あるかな・・・。


(左)左ミラーは折れ、周辺のカウルも割れました。 (右)養生テープで応急処置。

(4)荷物の前方へのずれ
 ちょっとした道路のギャップやブレーキングですぐに荷物がずれてしまう。
 ステッププレートにフックを設けたため、常に荷物が前下方に引っ張られる状態にある
 みたい。次回ツーリングまでの改良項目。


(左)MYガンマ。荷物(ビニールザック)は常に矢印方向に引っ張られる。
(右)大観望で偶然再会した信州のTさんのガンマ。最近のシートバッグを使用しており、
  ナンバープレートフックからのベルトで前方へのずれを抑制している。

とりあえず、以上。


2005/05/01:エアクリーナー清掃(19,463km)
4/29九州に上陸し、実家に向けて宮崎自動車道を走行していた時のこと。あまりの道路の
空き具合に最高速アタックを試みたところ、何と160km/h弱しか出なかった!
全開にしても5速7,000rpmで頭打ち、6速だと6,000rpm強でもう苦しげ。排気の状態を見
れば生ガスでマフラーやテールカウル後面が酷く汚れてる。
吸入空気が足りないと推測し、急遽実家でエアクリーナーの確認、清掃を行った。


(左)実家の庭先でメンテ中。 (右)それをじっと眺める番犬タロー君。

外したエレメントを見てみたところ、目視できる汚れは無く、以前あった始動失敗に拠る
(吹き返し混合気に引火)表面の焼け爛れも無い状態。
ただし、全体的に吹き返しの燃料でしっとり濡れており、これが実質的目詰まり状況を引
き起こしていたものと思われる。

後は基本通りエレメントを灯油で洗い、適当に干してから2stオイルを揉み込んで作業終
了。たぶん、これで快調になるはず。

【2005/05/06追記】
5/3-5の間、高速道路も含めその効果を確認してみたところ、低中速域のドライバビリテ
ィはかなり向上。阿蘇のワインディングでも久しぶりの気持良い乾いた排気音を奏でるく
らい好調に感じられた。
一方、高速域ではやはり7,000rpmでの頭打ちは解消せず。そこまでの加速は良いのだが。
SAEC(排気バルブ)の固着かもしれない。


2005/04/24:Iリンクのシール交換、GWツーリング準備(18,845km)
OHLINSサスへの交換時(3年半前!)から気になっていたリヤサスのI(アイ)リンクのピロ
ボール部のシールを交換しました。
ひび割れて硬化していたものをずっと使い続けていたので非常に精神的に良くなかったで
す。(^^; 実際、前回グリスアップしていたはずなのに、そのグリスが全く残っていなか
ったので、あまり乗らないとはいえこんなに放っておいてはイケマセンね。


(上左)これがIリンク。黄色いところに付いる部品です。
(上右)おそらく20年間無交換でカチカチなピロボールのシール。亀裂も見えます。
(下左)ピロボール自体は錆や固着もなく良い状態。グリスアップしました。
(下右)シールの部品番号です。

GWツーリングに備えて荷掛フックを付けました。
(この頃のバイクって、荷掛フックが付いている方が珍しかったのだ。)


(左)上マフラーの遮熱板の穴を拡大してアイボルトを取り付けました。
  すっぽ抜け防止のため、裏には大きめのワッシャーを当てています。
(右)本来はナンバープレート部のフックですが、サイドカウルを介してタンデムステップ
  に取付け。本来はM6ネジで取付けるものですがM5ネジで固定してます。
  しかし、荷掛フックの位置としては下過ぎ。

使えるかどうか(荷物がちゃんと固定できるかどうか)は出発当日に確認。(爆)

この他に行った作業は、チェーンの清掃&調整&注油、フロントステムの締付確認、フロ
ントフォークの芯出、足回りの増締め、といったところです。


2004/12/23:クラッチカバーガスケットの交換、他(18,475km)
2002年9月に発症してから放置してきたクラッチカバーからのオイル漏れをようやく修理
できました。
作業自体は、
 1.ミッションオイルを抜く(ガンマのドレンは2箇所ある)、
 2.クラッチカバーを外す、
 3.パッキンを貼り換える、
 4.復元、ミッションオイル注入
と書けば簡単なのですが、予想以上に手間取り半日仕事となりました。
何に手間取ったかというと、クラッチレリースを外さないままクラッチカバーを外そうと
して時間を無駄にしたこと。ワイヤー物なのでそのままでも大丈夫と思ったのが間違いで
した。

その他、経年変化で固くなっていたキャブレター周辺のゴム部品(インシュレータ、Oリン
グ)とフロートチャンバーのパッキン、変形していた板金の右側カウルステーも交換しまし
た。






(左上)クラッチレリースは外します。でないとクラッチカバーは外れません。
(右上)ようやくクラッチカバーが外れました。中は結構キレイなのですね。
(左中)予想通りパッキンが2箇所切れていました。増締めしても無駄だったワケだ。
(右中)新品パッキン。素材が工場装着のものと違うようです。
(左下)当然ながら新しいミッションオイルを0.7L(YAMAHA純正ギヤオイル+EPL PL-500 5%)
   を注入。OHLINSのリザーブタンクが邪魔。
(右下)ついでに交換したキャブレター関係部品。インシュレーター、フロートチャンバーの
  パッキン、キャブとエンジンの間のOリング。写真以外では歪んでいた右カウルステーも。

しかし、普段F650ばかり触っていると、ガンマでも複雑に思えてしまいます。これでもレ
ーサーレプリカ、2ストということで今のスーパースポーツに比べれば触りやすいはずなの
だけど。

【2004/12/25追記】
クラッチの調整をマズッたのか、ギヤオイルの添加剤が効き過ぎたのか、3速6,500rpmで
クラッチが滑り出すようになりました。とりあえず街乗りでは問題無いので次回整備の際
に再度チェックしてみます。


2004/12/10:ミッションオイル漏れを直そう・・・としたが
久しぶりにガンマの整備。クラッチカバーガスケットの劣化が原因と思われるオイル漏れ
の他にも、経年劣化でいろいろ交換する部品もあったのでイッキにやるぞ!と取りかかっ
てみたけれど・・・。
まずはクラッチカバーガスケットの交換。ところがどうしてもキックペダルが外れない!
スプラインに引っ掛かってる感じ。何度も何度も力任せで引っ張ってみるがダメ。
結局時間切れ。他の作業は全然できなかった・・・。(T_T)



【2004/12/11追記】
なじみのバイク屋さんにお願いしてキックペダルを外してもらいました。ステムベアリン
グをステムシャフトから抜く時に使う工具であっさりと・・・。


2004/05/29:リヤブレーキキャリパーの掃除(17,870km)
先週に引き続き、リヤのブレーキキャリパーも掃除してみた。
フロントに見られたパッドピンの錆は全く無い。が、パッドの動きが悪いのは明かな状態。
ピンもピストンもパッドも排気オイルでベトベトでした。さすが2st。(^^;
ピストンの外周、ダストシールの嵌込溝には錆も見られ、ピストンの動き自体も芳しくな
かったので、可能な範囲で洗浄し、シリコンスプレーをひと吹き。
ピストンの周囲からフルードが滲んでる様に見えたけど、酷くは無さそうなので様子見。
ピストンの錆でオイルシールを傷つけちゃったのかもしれません。

フロントキャリパーも含め、雨天走行はしなくても、定期的な点検は必要ですね。
(今日はデジカメ画像を撮り損ねました。ゴメンナサイ。)


2004/05/22:フロントブレーキキャリパーの掃除(17,860km)
RG400/500ガンマのブレーキは効かない・・・というのは定説である。
この「効かない」原因としては、当時のGSX-Rシリーズと同じキャリパーに対するマスター
シリンダーがアンマッチだとか(RC30のマスターにすればかなり改善されるらしい)、ブ
レーキディスクが小径だ、とかあるようです。
その一方で、実はキャリパーのメンテナンスさえきちんとしていれば然程酷くは無い、と
いう話もある。

ということで、フロントキャリパーの掃除をしてみた。(コンプレッサーを持っていない
ので完全バラバラはできない。) パッドを外してキャリパーを水洗いし、ピストンとパ
ッドピンをキレイにして、シール部分にシリコンスプレーをひと吹き。
ピストンは結構キレイな状態であったが、パッドピンは酷かった。錆で表面が凸凹。これ
ではパッドがピストンに追従してスムーズに動くわけがない。
耐水ペーパーで磨いて浸透潤滑材を塗って気休めの防錆。次回パッドの交換の際には併せ
て交換したいと思う。


(左)右側キャリパーのパッドピン。赤錆や白錆で表面が凸凹です。
(右)耐水ペーパー#800で表面が滑らかになるまで磨いて再使用。

さて、今回の作業の効果ですが・・・冒頭のコメントは取り消し、かな。
少なくとも、ヘタレの僕にとって、ふだん使いには全く不満の無い程度の効きは確保でき
たような気がしたり。すぐに慣れちゃうような気もするけれど。(^^;)


2004/03/28:2stオイル補充(17,680km)
スズキ純正CCISを0.2L。これにEPLの添加剤PL-500を5%ほど混ぜて使ってます。
今回の作業にはあんまり意味はありません・・・。


2004/03/22:ユーザー車検を受けました(17,660km)
前回の車検から早2年、たった1,900km(^^;、今回もユーザー車検にしました。
前日に残る左側キャブレターのオーバーホールを終え準備万端。楽勝の予定でした。
が、今日の天気は生憎の雨。書類は濡れてしまうし(検査終了時にはもうヨレヨレ、自賠
責証なんざ排水溝に落したぞ(泣))、濡れたタイヤがテスターにグリップし難いし(ただで
さえ効き難いブレーキがさらに効かない)でちょっと疲れました。
検査成績自体は当然何の問題もなかったんですけどね。
しかし、今日何が一番憂鬱だったかというと、この雨の中を自走で行かなくてはいけなか
ったこと。11年前に中古で手に入れて以来、雨天走行なんてさせたことなかったんです。
おかげで帰宅してから雨の中洗車・・・。風邪引きそう。

洗車の時にスタビライザー固定のボルトが1本脱落してるのを発見。そういえば荒れた路
面でブレーキをかけた際に時々ヨレヨレっと不安定になってたような気が・・・。
雨で良かったかも。晴天だったら検査員にしっかり発見されてしまったかもしれない。


(左)雨の西三河自動車検査場。他にも数組バイクのユーザー車検者がいました。
(右)帰宅してから気付いたスタビライザー固定ボルト脱落。いつ取れたんだろ???


2004/03/14:キャブレターの清掃(17,639km)
よく考えてみたら、キャブレターのオーバーホールなんて4年以上やっていないのではな
いだろうか。
その4年前もショップに車検整備に預けて、「きっとやっているだろう」という感じ。自分
でやった記録があるのは1999年の春〜夏くらい。2年前の車検の時にも手を付けず。(^^;
これではいかん!と思い立ってみたものの(実際前側#1,#2はオーバーフロー気味なのでや
らなきゃいけなかったんだけど)、前後のキャブレターを連結している燃料ホース類が4年
の月日のイタズラでカチコチで全バラは無理な状態。ホースを外そうと無理に引っ張れば
ブチッと切れそう。
よって、スライドバルブを抜いて、前後キャブ1組をエンジンから外し、フロートチャンバ
ーを外すまでしか無理。この状態で外せる真鍮のジェット類を掃除し、キャブレター本体
の穴を荷札の針金で突付いてお終い。まぁやらないよりマシでしょう。

 ピンク色のホースが特に曲者でした。

実はこの日の夕方からF650のタイヤ交換のため出掛けねばならず、右側のキャブだけしか
できなかった。左側は車検当日(3/22)の午前中にやる予定。(幸い予約は午後のラウンド。)


2004/02/07:リヤホイール周辺のグリスアップ(17,530km)
来月の車検を理由に重い腰を上げてガンマの整備が続きます。
F650と違って、距離が伸びない&たまに乗っても調子が良いガンマは、ともすれば何年も
放置してしまう。今回の様に「車検間近」という何か動機付をしないと触れません。(^^;
今回はリヤホイール周辺のグリスアップ。最近ガンマを走らせていると「ウォンウォンウ
ォン・・・」とかすかな回転音が聞こえるような気がする。気にしなければ気にならない
レベル。加齢もしくは日頃のストレスが原因の耳鳴りかもしれない。(--;
ひょっとしてホイールベアリングからの音?と思ってベアリングのチェックがてらベアリ
ングとトルクアームリンク(ガンマのリヤブレーキはフローティング配置)のグリスアップ
をしてみました。



ホイールベアリング(ホイール左右、スプロケマウント中の計3個)は、画像(左)の通りシ
ールベアリングのためシール面からのグリスアップは困難。表面からはEPLのPL-200とス
プレーグリスをシールの隙間に注入し(上手く浸透してくれたかどうかは謎)、裏側はホイ
ールカラーとの継ぎ目から万能グリスを摺り込んでおいた。片シールであれば多少はグリ
スアップが出来たはず。少なくとも何もしないよりはマシである。
当然この時にはベアリングを指で回して引っ掛かりやガタが無いかを確認する。ガンマの
ベアリングは大丈夫だった、と思う。

画像(右)はリヤブレーキキャリパのマウント。アクスルシャフトの通るところのカラーを
抜いてみるとメタル軸受がありました。ここのグリスがほとんど無くなっていたのでカラ
ーの方に焼け跡が見えます。もちろんたっぷりグリスを塗っておきました。
それにしても作動する回転角はほんの少しの所の割りに凝った作り。ここがこうなってい
たとは今日初めて知りました。(^^;


2004/01/24:エアクリーナー交換、アーシング実施(17,510km)
前日に引き続きガンマの整備。クラッチカバーのパッキンを交換しようと考えていたが、
情けないことにキックペダルを外すことが出来なくて(スプラインなんて嫌いだ)断念。
またそのうちに、ということにしました。
その代りというわけではないけれど、エアクリーナーエレメントの交換と、F650/Xantia
で味をしめたアーシングをやってみた。

(1)エアクリーナー交換
ガンマのエアクリーナーは湿式なので、普通は洗浄でいて繰り返し使用するところではあ
る。が、現在使用しているエアクリーナーは2002/09/16に始動を失敗して表面(といって
もガンマではキャブレター側)を焼いてしまったもの(*)なのだ。
 *:始動を何度も失敗すると混合気が拭き返してエアクリーナーボックスまで充満する
   ことがある。そして少しでもプラグに火が飛んだ瞬間、炎がエアクリーナーボック
   スまで上がってエアクリーナーも燃えるのだ。過去数回経験あり(学習能力無し)。
とはいっても、普段使いで吸気詰まりを感じることもなかったので1年半近く使い続けて
はいたのだが・・・。実物を確認すれば交換する気になりますな。

 ご覧の通り表面はこんがりと・・・。

(2)アーシング
2stバイクは残存台数が少ないためか、ウェブ上でもあまり施工例が紹介されていないが、
基本は4stも2stも同じであろう。バッテリー(-)ターミナルからケーブルをIGコイルとシ
リンダーヘッドに繋ぐ程度なら得になっても損にはなるまい。<ホントかいな。

ということで、ガソリンタンクを外してどう配線するかしばし考えてみた。
ガンマはフレームにアースポイントが無いタイプ。電気の流れは全て既存のハーネス内で
完結している。((-)側も全て配線が必要なので重量増を招きそうだが・・・。)
バッテリーケーブル自体が細く、ターミナル自体も小さいのでアーシング用のターミナル
を別に設ける必要がありそう。
幸いバッテリーの傍に冷却水のリザーバーホースのクランプの固定点があったのでそこか
らアースケーブルを引くことにした。


(上)IGコイル取付部に接続。ガンマには1-2/3-4と2個のコイルあり。
(下)シリンダーヘッドにも接続。緩めても影響の少ないSAEC(排気バルブ)側の締付ボルト
  (M8)を利用。

ちなみに、今回使用したアースケーブルはエーモン社から販売されているカーオーディオ
用の黒色5sqケーブル。F650/Xantiaで使った青色8sqケーブルに比べ細くて地味だけど、
ノーマル重視のガンマでは目立たせたくないし、元々のハーネスも細いので8sqだとオー
バークォリティと感じたので。
この5sqケーブルは青8sqに比べ固いので、最初に配索経路をしっかりクセ付けしてやると
タイラップで固定(形状規制)しなくて良いので、配索スペースに余裕のないガンマには好
都合であった。


(左)全体。斜線部は燃料ホースと燃料コックのリンクが通るのでスペースを空けておく必
  要があります。
(右)バッテリーターミナルがショボイのでアース線端末がM8サイズとなるようターミナル
  を別に設けました。ここの短い線だけは8sqを利用。太いため少々曲げにくい。
  それにしても標準のバッテリーケーブルの細いことったら・・・。

気を付つけなければいけないのは、燃料タンクから3/4番キャブレターに繋がる燃料ホー
スとフレーム左に繋がる燃料コックのリンクの通り道を確保すること。
かく言う僕自身、最初これを忘れて適当に配線したため、いざ完成!という時にやり直す
はめになったのでした。
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肝心の効果については、じっくり乗り込んでいないので何ともいえない。
作業完了後のチョイ乗リでは、発進時のトルクアップと低中速(〜4,000rpm)で回転がス
ムーズになったことを感じている。プラシーボ効果かもしれないけど。(^^;


2004/01/23:Frブレーキフルード交換(17,508km)
久しぶりの整備。再来月に車検を控えてるのでそろそろその準備をしなければ、というこ
とで。前回の車検から2,000km、前々回の車検からは3,500km。
前回の整備はミッションオイル交換だけなので、その他の整備項目は前々回(ショップに
依頼)に行ったものをやらなければいけない。その筆頭がブレーキフルードの交換。
なにしろずーっとブレーキタッチ/フィーリングが悪い悪いと思いながら放っておいたの
だから・・・。
作業自体は1時間もあればできるもの。リザーバカップの蓋とダイヤフラムを外し、時々
フルードを注ぎ足しながらキャリパーのドレンを開け閉めするだけ。
ホントはマスターシリンダーやキャリパのオーバーホールをやった方がいいんだけど、生
憎そんな気力は無い。今日はとても寒いのだ。
何となく今までよりカチッとした感じが出てきたような気がする。が、それでも普通のバ
イクよりはふにゃふにゃ。ガンマはこんなもの、らしい。気にする人はRC30のマスターシ
リンダーとメッシュホースに換えると良いとか。・・・そのうちね。

次は懸案のクラッチカバーガスケットの交換、かな。


2003/05/10:オイル添加剤の効果(17,237km)
実は前回のオイル補給で2stオイル(スズキ純正CCISスーパー)に5%程度のEPL製PL-500を
添加していた。それから約300km程度を走ってみての感想。
何だかエンジンがシルキーなフィーリングになったような気が・・・。
これは機会があれば誰かのγと乗り比べをして確認したいところです。


2003/03/??:2stオイル1.0L補充(16,900km+?):記録し忘れでした。(^^;


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